●とき:2009.10.4 ●天気:はれ ●文:福田太志
渇水が続いた五十鈴川でしたが、台風18号強雨の影響もありなんとか元の姿にもどる事ができました。水があると安心します。観光客の話し声が聞こえてきます「すごく水がきれい、透き通っている!」。
空気も冷たく秋の五十鈴川を淡い薄茶色に染めるすすき。光を浴び黄金にひかり、美しく風になびく。
<川のほとりで>
堤防の奥の方から風に乗ってやさしい笛の音が聞こえます。近づいてみると女性がはじめたばかりの篠笛の練習をしていました。五十鈴川は人々の憩いの場なんですね。良し!きれいにしよう!
<ヤドリギ>
五十鈴川の右岸堤防沿いには、面白い植物を見ることが出来ます。寄生植物ヤドリギ(宿り木)はその名の通り、他の木に宿り栄養分を吸収して育ちます。とても賢く寄生した木が冬になり、葉を落としたときに生長して太陽の光を浴びます。これから冬になりますから、ヤドリギが目立ってきます。お楽しみに!