●とき:2008.8.29 ●天気:くもり ●文:福田太志
今日は近頃の晴天つづきもあって五十鈴川の水量が少なく渇水状態の所もありました。てこね茶屋付近は、それが原因と思われますが、藻が大量に繁殖しており、いつもの美しい五十鈴川ではなく残念でした。そこから、少し下流に閉開可能なダム(通称:赤ダム)がありますので、今後その調節による水位、水質変化などの関係性を調べて行きたいです。もうひとつ残念なのは、花火のゴミが水の中にありました。火薬などの化学物質が水に溶け込み、水中生物にとって悪影響になります。五十鈴川で夕涼みをしながら花火を楽しむのは素敵ですので、マナーを守って気持ちよく行いましょう。
上流からの美しい水により透明感はありますが藻が大量発生して、そこは茶色くいつもと表情が違います。私たちは、水の滞りが原因ではないか?と推測しましたが、学者や専門家に意見を求め真相解明の努力をしていきたいです。花火のゴミが残念・・・
<水質調査>
定期的に水質調査を行っています。りん酸・亜硝酸・アンモニウム・ph・CODの濃度を測定し、辺りの状況も含め記録していきます。
<サギ>
水面にすらっと立つシルエットが美しいサギが五十鈴川では生活しています。エサとなる小魚がたくさんいるからでしょう!五十鈴川が生物多様性に富んでいます。